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こっちの道に行きたい!

日本語字幕で「字幕の女王」と言われる戸田奈津子さんは、1936年、東京に生まれ子供ころから映画が大好きでした
戦後、洋画が放映されるようになり、食べるのも大変な時代にスクリーンの向こうにある別世界にあこがれ、洋画の世界に引き込まれて行きました。大学で英文科に進んだのも、「映画で聞こえる言語はこれだ!」と、映画が好きだから英語の勉強を始めています。
彼女が字幕の仕事をしたいと思ったのは大学を卒業する頃、自分の好きな事を仕事にしたいと字幕の仕事を意識したそうです。しかし当時は「字幕を仕事にする」といった事は世間的にも認知されず就職先すらない特殊な世界でした。当時の映画でよく「日本語字幕」をされていた方に手紙を書きなんとか会う事が出来たものの「やめたほうがいい」と言われました。それでも字幕の仕事をしたい気持ちは変わらず、なんとか関係の糸が切れないように連絡をしつづけ、映画関係の仕事が出来るまで10年が過ぎ、ようやく映画会社でビジネスレター翻訳の仕事をするようになった
そんなある日、外国から映画関係者が来るから通訳しなさいと命じられ(ちなみにその仕事を指示したのは当時の宣伝部長だった水野晴郎 氏)この頃から次第に映画業界に顔を知られるようになり、字幕の仕事が入りだしましたが本格的に字幕の仕事をするようになったのは大学を出でから20年後の事でした。

自分のやりたい仕事。その願いを一度決めたらブレる事なく自分の道を突き進む。
彼女は言います。
人生の岐路に立つ時「間違っているかもしれないけど、こっちの道に行きたい!」という気持ちが大事、自分で選んでいれば、失敗しても受け入れるほかないだから「何をしてもいいから、自分の道は自分で決めて」と語ります。

 

本日もお読み頂き、ありがとうございました。

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